続けてどんどん見てしまいました。
今回は二巻収録分です。
・第五話「消された時間」 脚本:菅野昭彦 監督:円谷一
宇宙蝦人間ヴィラ星人
ヴィラ星人、何と言っても特徴的なのはその姿! まさにエビである。
着ぐるみではなくピアノ線での操作でよくもここまでの動きをしたものだ。
明らかに戦闘に向いているタイプではないのは本人も分かっていたのか、
その地球侵略作戦はなかなかに巧妙だった。ヴィラ星人が言うダンが宇宙人の
スパイだということが、半分その通りなのが面白い。
時間停止能力はもっと上手く利用出来なかったのかなぁ……なんて思ったり。
※犠牲者:0人/準備段階で妨害されたので無し
地球征服度:◎/レーダー破壊と邪魔なダン投獄を仕向けたことにより
・第六話「ダーク・ゾーン」 脚本:若槻文三 監督:満田かずほ
放浪宇宙人ペガッサ星人
後味の悪い回。
怪獣図鑑で見ていた時から、ペガッサ星人は見た目からして悪人かと
思っていた(アンヌ隊員を後ろから襲おうとしている写真が使われていたため)
しかしその写真のカットは本編にはなかった。後から撮影したスチールらしい。
実際のペガッサ星人はずっと大人しく、かつ良い宇宙人だった。
彼が地球人の事を考えてくれたからこそ、地球は救われ、
彼の母星は滅びたのであった……。
しかし、何故ペガッサ市はダンの避難勧告に答えなかったんだろう?
※犠牲者:0人/代わりにペガッサ星滅亡
地球征服度:―/征服目的ではないが、滅亡の危機ではあった
・第七話「宇宙囚人303」 脚本:金城哲夫 監督:鈴木俊継
火炎怪人キュラソ星人
身近に迫る恐怖の回。キュラソ星人、その動きにくそうな造形は何とも不気味。
母星から逃亡してきた囚人がモンスター映画ばりに出会った人を殺しまくる。
今のところ殺した人数は恐らくゴドラ星人の方が多いのだが、こちらはその描写
がある為より恐ろしい。昼間のガソリンスタンドに出るし。
しかしあわや一家全滅と思いきや何故か立てこもった家では誰も殺さず。
やはり大人の事情で子供は殺せないんですね分かりますw
最期は自分の吹いた火炎が原因でウルトラホーク墜落、自分に引火で自爆。
だったら火炎なんて吹くなよ……w
あとダンは人間だったらあそこで普通死ぬからw
※犠牲者:五人/通り魔的犯行により
地球征服度:―/征服目的ではない
・第八話「狙われた街」 脚本:金城哲夫 監督:実相寺昭雄
幻覚宇宙人メトロン星人
名作と名高いセブンの中でも評価の高いであろう回。今風に言うなら神回。
一度見たら忘れられないメトロン星人のデザイン、ちゃぶ台、夕焼けの戦闘など
見所は尽きない。勿論その評価は最後のナレーションによるオチが秀逸である
からなのだろうが。
当時タバコは人類の約半分が吸っていたらしい。ホントかよw
立て続けに発狂するウルトラ警備隊。怖いけどちょっとコントっぽい。
何気にダンとアンヌの私服が見れるのもポイントか(何の?)
あっさりやられたように見えて実は……というのが続編への(後付)布石w
※犠牲者:130人以上/発狂した操縦士による飛行機墜落など多数
地球征服度:△/着眼点は良かったが浸透には時間がかかるか?
お気に入りは八話よりも六話だったり。ペガッサ星人の見方が180度変わりましたw
本編見た後「放浪宇宙人」の肩書きに(´;ω;`)ブワッ
三巻へ続く。
PR